The・番頭
経営幹部として企業へ参画し最短で成功する人生を。
「The・番頭」は企業に経営幹部をご紹介するサービスです。
ハイクラス転職と形式は似ていますが、目的が違います。
今、日本では廃業する企業の約半数が黒字というのはご存じでしょうか?
なぜ黒字で廃業してしまうのか?経営は順調でまだまだ長生きできる企業が無くなるのか?答えは経営幹部が不在だからです。
なぜ経営幹部がいないのか・・・
実は中小企業は日常業務に追われ、人材育成に割り当てる時間やお金にゆとりがないという背景があるからです。このように優良企業が「人材不足」により無くなるのは日本にとっても大きな損失です。
経営者の高齢化が進む中で政府もこの課題を解決しようと様々な施策を打ち出していますが、結局はM&Aによる事業継続が落としどころになっています。
しかし、M&Aは中小企業にはハードルが高く、年間で約55,000件の廃業に対して課題を解決するほどの効果に繋がっていないのが実情です。
The・番頭はこの黒字廃業を無くすために誕生した事業です。
The・番頭とは
「The・番頭」は経営幹部をお探しの企業様と経営を成功させたい方を繋げるマッチングサービスです。
両者がマッチングするための支援だけでなく、マッチング後も手厚くサポートいたします。
「The・番頭」への参加方法とマッチングまでの流れ
「The番頭」に参加するには「100年企業マーケティング伝承術」の受講が必須条件です。
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01
「100年企業マーケティング伝承術」を受講
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02
受講者に「The・番頭」のサービスをご案内
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03
「The・番頭」への登録
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04
「番頭育成プログラム」を受講
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05
経営者とマッチング
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06
マッチング後の充実したアフターフォロー
※「03」の登録後、番頭育成プログラムを受講せずにマッチングすることも可能ですが「06」のアフターフォローはありません。
番頭育成プログラム 成功事例インタビュー
旅行代理店である株式会社トラベルロードに経営幹部として入社。
その後、業務を遂行していく中で社長から幹部ではなく次期社長として指名され、経営に参画しながら社長交代に向けて準備を行っている。
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Q1.
益田さんの経歴を教えてください
熊本県立大学を卒業後、金融機関に20年勤務し、2023年に現在の株式会社トラベルロードに入社しました。
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Q2.
経営者(経営幹部)を目指そうと思われた理由を教えてください
金融機関在籍時に、取引先の社長から「40歳になるまでは自分の仕事を考えればよいが、40歳になったら社会のことを考えた仕事をしなさい」と言われたことがターニングポイントです。
自分は人に何ができるのか、そしてどのような仕事を通して社会に貢献できるのかを考えたときに、会社員ではなく経営者になることが自分の答えでした。 -
Q3.
現在はどのようなポジションで業務を行われていますか?
現在は、株式会社トラベルロードの専務取締役として、経営・営業・業務管理など多岐にわたる業務を行っています。
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Q4.
経営の魅力を教えてください
自分次第で成果・結果が反映されることだと思います。また、責任も伴いますが決定権があることも魅力の一つです。
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Q5.
実際に入社するまでの心配や不安などはありませんでしたか?
前職での会社員という立場と経営者という立場の大きな違いに不安を感じていました。
経営者としてやっていけるのかということもそうですし、家族の理解が得られるのかなども心配でした。 -
Q6.
Q5の心配や不安についてはどのように解消されましたか?
南星さんのサポートが大きいです。社長と私の間に入り、双方の意見を伝えたり、また直接会う機会を設けてくれるなどコーディネートしてくれました。
また、家族への説明も真摯に対応してもらいました。マッチングから実際の入社まで、入社時期、退職時期の調整や前職にも現職にも迷惑をかけないようにスケジュールを含め組み立ててくれたので、とても助かりました。
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Q7.
現在、株式会社トラベルロードに入社されて1年以上経過しましたが、行動や心境の変化はありますか?
入社後は、まず実務を覚えるところから始めました。
徐々に仕事の仕組みが理解できるようになり、取引先との関係性も構築できつつあります。経営の視点からは、利益を生み出す仕組み、キャッシュの流れ、社内体制など現状把握に努めました。タイミング良く熊本県のSDGs登録制度の募集があり、申請書類を作成する中で、会社の現状把握や今後の戦略を考えることができました。
現状把握はできましたので、立てた計画をどのように実践していくかを社長と考えています。
心境の変化は、社長や税理士と承継時期について定期的に話し合っており、経営者になるという実感が入社直後より湧いています。
取引先にも後継者として認識され始めているので、社長交代によって取引解消とならないよう、関係性を深める意識がより強くなっています。
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Q8.
育成プログラムについて受講して現在に役に立っていることや、ためになったエピソードを教えてください
経営幹部としての入社先に選んだのは旅行会社です。業界特有の商慣習などはありますが、企業経営に関して基本となる要素は変わらないと考えており、それを育成プログラムで学ぶことができました。仕事に関して何か判断する際は、その基本要素を軸にしています。
基本要素の中に、「人・組織」がありますが、それに関して社内体制を大きく変えたエピソードがあります。これまでは、事務所に行かなければできない業務があり以下のような悩みがありました。- ①添乗業務で県外に行くことが多く、そこで仕事や他の顧客対応ができなかった
- ②通勤に約1時間かかっており、その時間を有効活用できないかと考えていた
- ③データを共有できておらず、担当者しか問い合わせに対応できていなかった
この悩みに対して南星さんから助言をいただきDX化への投資を決断し、業者のご紹介などもしてくれました。そうしたことで事務所に行かなくてもどこでも業務ができる体制に変わり、営業の生産性が向上しました。
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Q9.
現在の会社の課題や今後の目標を教えてください。
現在の課題繁忙期と閑散期があり、年間を通した売上計上ができていない。よって、社員を増やそうにも毎月の人件費を考えると収支計画との折り合いが難しく踏み出せない。
今後の目標繁忙期と閑散期の差を小さくするようなビジネスモデルにしたい。軌道に乗れば旅行取扱件数も増えるため、増員も検討。雇用面・業界の発展など、社会に貢献できる会社にしたい。
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Q10.
The・番頭への登録を検討されている方に一言お願いします。
経営者になるための基礎知識は他の類似プログラムでも学べるかもしれません。しかし、学んだあと経営者になりたい夢を実現させるのが難しいと思います。どのように行動すれば良いのか、何を押さえておけば良いのか、色んなことが手探りだと思います。そこをしっかりサポートしてくれるのがThe・番頭のアフターフォローです。
ご自身で起業することも選択肢として有りですが、既存企業のNo.2として入社し、その会社を引継ぎ成長拡大へと導いていける。経営幹部として入社することには、そのような魅力があります。
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“番頭育成プログラム”で
学べること
ビジネスモデル
経営幹部として自社の事業が持つ「価値」と向き合います。そして、課題と可能性を分析し市場競争の中で自社の勝てる土俵をどのように構築していくのか。これからの事業の領域、方向性、戦略を探り、目指す姿を再定義します。
人・組織・風土
多くの経営幹部が直面する「人・組織・社内風土」の課題。その本質を理解するとともに経営幹部として負わざるを得ない様々な境遇を乗り越え、経営幹部として人・組織を動かし社内風土を醸成する手法を学びます。
財務
経営幹部の視点で「儲かる」とはどういうことか?「潰れにくい会社」とはどういうことか?お金とどのように付き合うべきか?金融機関との付き合い方、節税と経営の関係等々決算書だけでは見えてこない真実の財務状況を学びます。
経営基盤
経営幹部として会社を掌握するとはどういうことか株式はもちろんリスクマネジメント、法務、ビジネスエシックスなど経営を支える屋台骨としての経営の基盤に気づき取り組むべき課題と優先順位を明らかにします。
番頭育成プログラムならこんなことも学べます。
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- 経営幹部になるための心構え・意識
- 経営幹部のリーダーシップの発揮の仕方
- 従業員との関係性構築
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- 経営幹部としての財務の活かし方
- 事業戦略の考え方・活かし方
- リスクマネジメントの考え方
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- 企業理念の構築と組織マネジメント
番頭育成プログラム 講師紹介
- 「組織運営と財務管理」が得意
- 熊本グリーンロータリークラブ第36期会長
- 書籍:オーナー社長の最強引退術著者(幻冬舎より出版)
先代の親族でもなく、勤めたこともない弊社へ幹部として入社し、7代目の代表取締役へ。先代からの支援を全く受けることができない環境で、赤字体質・法令違反体質の改善、社員との衝突、取引先・銀行との交渉など入社1年目から経営幹部としての洗礼を受ける。
途中、病気も患うが2年目には黒字に転換。5年後には全ての改善を達成。講義ではその経験を踏まえ机上の論理ではなく、実践的な話を大切にしている。
黒字廃業をなくすThe・番頭
中小企業を救い、日本の課題を解決できる「The・番頭」。
M&Aのハードルで一番高いのは経営者の心理です。長年苦労して築き上げた会社を手放すのは寂しいものです。M&Aの最後の調印まで話が進み、やっぱりやめるという経営者も少なくありません。この心理的ハードルを乗り越える事ができる唯一のキーワードは「信頼」です。
創業27年の旅行代理店に経営幹部をご紹介した弊社の事例では、最初にお会いした時に社長は「うちの仕事はハードだから誰でもできない」という理由で廃業へ進んでおられました。社員がやめても新規の募集はせず、経費がかからないように営業拠点を移し、仕事もできる範囲でお受けするという自然廃業への道。もちろん経営幹部もいませんでした。しかし、弊社がご紹介した候補者と出会い、数回の話合いを重ね採用。入社してまもなく「この人なら会社を任せても良い」と幹部から次期社長へとトントン拍子で話が進んでいます。まさに信頼できる経営幹部の存在が廃業を防いだ事例です。次期社長は創業27年で培った実績を引き継ぎ、これから大きく飛躍するのは間違いないでしょう。
弊社も同じような事例の1つです。弊社は今年で創業77年目を迎えました。代表の私は先代の親族ではありません。元々保険の外交員をしており、先代社長とは営業マンとお客様という関係でした。先代は5年後の生存率が数%というガンと診断され余命宣告を受けます。亡くなる半年ほど前に、長年の付き合いで信頼関係があった私に経営幹部としての意思確認がありました。それから経営幹部として信頼を積み上げ、現在では創業76年の歴史と資産を受け継ぎ、新規事業への投資を積極的に行い、充実した経営者人生を送っています。
この2つの実例から分かるように、信頼できる経営幹部が隣に居る環境づくりが黒字廃業を防ぐ有効な手段である事がわかります。
また、現在の日本では17万人が起業し、そのうち7万人が「資金不足」によって10年以内に廃業しています。ではなぜ資金不足に陥るのか?その答えは経営がうまく行かず、売り上げが立たないからです。しかし、一方では先述したように経営は順調で黒字だが「人不足」による廃業、という企業も多くあります。
この「人不足」による廃業を無くすことが出来るサービス、それが「The・番頭」です。
経営に熱意ある人たちが経営の土台がある企業の経営幹部となれば、その可能性は大きく広がります。経営資源が少ない起業から始めるよりも、成功する可能性は格段に高まるのです。